宇宙船ノア・アルカ号 乗船日記 325日目

旅の325日目 – 日記
地球歴2482年、星間暦元年

今日は通常の作業に戻った。
居住ブロック周辺の点検と植物区画の観察を中心に、特別な判断を伴わない工程を淡々と進める。
こうした日が続くことで、ここでの生活が一時的な滞在ではなく、時間を重ねる場になりつつあると実感する。

植物区画では大きな変化は見られなかった。
芽が伸びたわけでも、枯れたわけでもない。
ただ、状態が維持されている。その事実が今は十分だ。
地下水の使用量も計画どおりで、水位に目立った変動はない。

地表ではメカ・ヒューマンズが先行して外作業を進めていた。
防護服を着ているこちらから見ると、その動きは相変わらず静かで、環境との摩擦が少ない。
役割分担が自然に機能していることをあらためて確認した。

地球からの追加通信は今日は届かなかった。
待つ時間にも慣れてきた。こちらが積み重ねている日々は、向こうの過去と未来に同時につながっている。

夕食は簡単な温かい食事だった。今日は無理なく食べられた。

大きな出来事はなかったが、こうした一日が続くこと自体がセリナで暮らすという選択の裏付けになっている。
静かな積み重ねを、引き続き記録していきたい。

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ガドグのアバター ガドグ サブスク見直しライター

キン肉マンと特撮を愛する怪人。
よくchatGPTで遊んでいます。
1児の父という顔も持つ。

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