宇宙船ノア・アルカ号 乗船日記 354日目

旅の354日目 – 日記
地球歴2482年、星間暦元年

今日は地下水設備の流量調整を行った。
採取量をわずかに増やし、供給系の負荷を確認する。結果は問題なし。
拠点の消費量を考えれば、まだ余裕はある。
ただし、この星の地下にどれだけ水が存在しているのかは完全には分かっていない。
慎重な運用を続ける必要がある。

植物区画では、新芽の状態に大きな変化は見られなかった。
葉の色は安定しており、枯れの兆候もない。
派手な成長ではないが、環境に順応しながら静かに生きているように見える。

午後は拠点の外に出て、固定フレーム周辺の地表状態を確認した。
セリナの地面は相変わらず安定している。風もほとんどなく、音のない世界のようだ。
こうして外に立っていると、宇宙の中の小さな足場にいるという感覚がはっきりしてくる。

帰る途中、遠くでゼインが作業しているのが見えた。
防護装備を最小限にした状態で、機材の調整をしていたらしい。
メカ・ヒューマンズの身体は、この環境でもかなり自由に動ける。
彼の姿は、セリナという星に人類が適応していく未来の形を少しだけ先に見せているようにも思えた。

夕食は簡単な温食。今日は少し疲れていたのか、食後すぐに眠気が来た。

セリナでの生活は静かだ。大きな出来事は少ない。
それでも、こうした一日の積み重ねが、この星を人類の拠点にしていくのだと思う。

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