宇宙船ノア・アルカ号 乗船日記 357日目

旅の357日目 – 日記
地球歴2482年、星間暦元年

今日は拠点の外部センサーの点検を行った。
セリナの環境は相変わらず安定している。
気温、風速、放射線、どの数値も大きな変化はない。
ここまで均一な環境というのは、やはり少し不思議だ。
それでも拠点を維持する立場としては、この安定はありがたい。

地下水の流量も問題なし。採取装置は順調に稼働している。
水質の再確認も行ったが、これまでのデータとほぼ同じ値だった。
こうして毎日同じ数値が並ぶと、セリナという星の静けさを改めて実感する。

植物区画では、新芽がわずかに伸びているように見えた。
ほんの少しの変化だが、ミラは嬉しそうに記録していた。
ここではそういう小さな進展が、意外と大きな出来事になる。

午後は少しだけ時間ができたので、観測窓の前に立って外を眺めていた。
セリナの空は薄く、遠くまで地面が続いている。
人の気配がほとんどない世界だが、その中に僕たちの拠点がある。

夕食は温かい穀物スープ。作業の後だったので、ゆっくり味わえた。

セリナでの生活は、今日も静かに続いている。
劇的な出来事はないが、この静かな日々が、少しずつ人類の居場所を広げているのだと思う。

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ガドグのアバター ガドグ サブスク見直しライター

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よくchatGPTで遊んでいます。
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